IKEA
日本でもお馴染みのIKEA。
日本では大都会の郊外にあるイメージですが、サウサンプトンにもありました。
サウサンプトンはタイタニック号の出港地として知られ、25万人の人口を擁していますが、サウサンプトンセントラル駅の南側、徒歩5分ほどの便利なところにIKEAはあります。
周りにはショッピングモールもあるし、イギリスの地方都市は割とそんな感じなのかも。
入口。
この色使い、懐かしいです。
私が愛用している靴ベラを見つけました。
日本では100円で売ってて、何より可愛い。
こちらでは75ペンスなので、ほとんど同じ値段です。
スーツケースも売ってました。
日本のIKEAでは見なかったけど、そもそも日本のIKEAに何年も行ってないので、最近は置いているのかもしれませんが。
リュックの様に背負うことも出来るし、機内持ち込み用のバッグを取り外せるし、なかなか機能的です。
一瞬買おうかと迷ってしまいました。
結局家具は何も買わなかったのですが、プライベートブランドの炭酸りんごジュースを買いました。
と思ってたら、アルコール入りでした。
この日は日差しがとても強かったので、水分補給と思っていたのに、逆効果です。
日本に進出している世界企業の店舗を海外で訪れると、グローバル化ってこういうことなのかなぁ、とか思ったりします。
IKEAでは日本と全く同じ商品が同じような値段で売られています。
例えばマクドナルドやサブウェイも日本に進出していますが、外食産業は現地の舌に合わせて多少味付けやボリューム、メニューを変えますよね。
でも、工業製品の家具はそうはいかない。
もちろん、その国の嗜好に合わせて多少商品のセレクトを変えたりはしてると思うのですが、特にキッチン用品などの小物は商品そのものは変わらないと思います。
写真は撮っていませんが、私が同じく愛用しているポエングのチェアも同じでした。
なので、マクドナルドよりも強く、同じ商品が同じ値段で買えるってことは、少なくともIKEAの家具を購入して使うという点においては、イギリスにいても日本にいても同じなのだと思いました。
国家の時代は20世紀で終わっていて、これからは企業によるまとまりが強くなるという話を聞いたことがあります。
生まれた地域や引いている血筋ではなくて、その人の嗜好や、直接的な言葉で言えば収入や階級によって、IKEAの家具を買う人のグループ、マクドナルドのハンバーガーを食べる人のグループ、ヒルトンホテルに泊まる人のグループ、というように、国を超えた緩いまとまりにシフトしていくと。
上手く言葉に出来ませんが、IKEAでそんなことを考えながら夏の昼下がりを過ごしました。
今日の感謝。
・Flotillaというものを教えてくれた、ゲストハウスの女主人。
・日本料理屋で、勉強中の日本語で丁寧に接客してくれた店員。
・イマジンドラゴンズのIt's timeという曲の歌詞。