旅、花火、音楽。

47都道府県を巡りました。5大陸制覇へ残すはアフリカ。

国際金融シンポジウム@京都大学

京都大学にも金融にも縁はないんですけど、来てみました。

理由は、暇だからです。

しかも無料。

 

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なんか10年ぐらい前に来たときより看板が大人しくなってる気がしました。

昔はもっと過激で政治的な内容のものが多かったような。

 

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こちらの百周年記念ホールでシンポジウムがありました。

 

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なんと講演者はノーベル経済学賞受賞者です。

さすが京都大学!!

さらにGPIF(年金の運用法人)の理事まで。

 

講演の内容はもちろん専門的でよく分かりませんでしたが、金融工学というものが、1970年代のアメリカの経済危機時に多く発展したことや、今年日本でニュースになったGPIFの評価損は年金支給額全体の0.3%であることなど、金融に関する基礎的な知識を少し得られただけでも満足です。

しかもノーベル経済学賞受賞者とGPIFの理事と京大の教授の対談を聞いて、世界の先端に触れた気分に浸れました。

 

私は学生の頃は、金融の仕事にだけは就きたくないと思っていました。

働く意味、業務中の判断基準が金儲けだけと言うのは寂しいものだと考えていたからです。

しかし実際社会人になってから感じるのは、組織というものが継続するためには必ずお金が必要であり、どれだけ善行を積む会社であっても、赤字になるものは社会的には失格だということです。

継続的に黒字を出すことによって顧客や社会に継続して安定的な貢献ができる。

黒字を出して利益を出すことは悪のような印象を持っていましたが、実際には赤字で来年あるかどうか分からない法人より、黒字を出して継続的な貢献をする方が社会にとって好ましいのです。

ということを思って、経済に興味が湧いている今日この頃です。

 

 

今日の感謝。

・晴れて洗濯出来たこと。

・無料で世界的権威の話を聞けたこと。

・往復の電車両方で座れたこと。

 

 

帰国後の徒然

帰国して、今回の海外派遣に手助けをしていただいた多くの方に挨拶をする日々が始まりました。

メールやメッセンジャー、対面など方法は様々ですが、優しい言葉をかけてもらったり、無事に帰って来たことを何より喜んでくれたり。

出国前には同期や友達の知り合いを紹介してもらって、協力をいただいたり、情報を教えていただいたり、本当に予想を超える温かいお力添えがあり、涙が溢れそうな時すらありました。

プレッシャーに押しつぶされながら準備を進めていましたから。

 

今だからこそ思うことは、何か行動を起こせば助けてくれる人が現れるし、何かを口に出し続けていればそれに関連する人に巡り会えるということです。

ありきたりな言葉ですが、実感することが多くあり、イギリスで出会った留学中の大学生にもこの言葉を偉そうに言ってしまいました。

 

自分が実践したり学んできたことを他人に伝えることによってフィードバックが入ってきて、反省点とともに自身の行動に自信が持てるようにもなりました。

今感じているこの気持ちを、今後も持ち続けられるように常にチャレンジし続ける人生を送っていきたいと思います。

 

 

今日の感謝。

・ものもらいの治療に行った眼科医の丁寧な説明。

・イギリスで購入した紅茶の美味しさ。

・安くて美味しい日本の外食産業。

 

帰国

本日帰国しました。

長い海外生活も終わって、日本の生活に戻ります。

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イギリスで学んだ多くのことを生かして、今持っている大らかな心を忘れないように明日からも生きていきたいと思います。

まずは、時差ボケを治すために日付が変わる前に寝ます。

 

ちなみに、帰国後最初の夕食はたこ焼きでした。

 

 

今日の感謝。

・LINEをくれた後輩。

・たこ焼き。

・無事に人生最長の海外生活を終えたこと。

洗濯

イギリスに来て初めてありがたみを知ったことというのは沢山あるのですが、洗濯機もその1つです。

イギリスに限らず自宅以外に長期滞在する場合には必ず問題にはなると思うのですが。

ホテルでクリーニングに出せば高いし、街のコインランドリーも探すのが面倒だし、重い洗濯物を運ぶのはもっと面倒です。

 

ということで、私、手洗いすることにしました。

最初は手こずりましたが、慣れればシャワーを浴びてる間に洗濯を終えられるようになります。

 

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私はこの洗濯用の袋を使っています。

元々自分で洗濯するつもりで用意周到じゃないか!というツッコミが聞こえてきそうですが、半分はそうです。。

すみません。

 

この袋、数年前に南米に9日間旅行に行ったときに買って、今回ももしかしたら使うかな、という感じで持ってきました。

なぜ出発前はあまり乗り気じゃなかったかというと、南米の時は上手く絞ることができずに生乾きのままリュックに詰めるという残念な結果に終わったからです。

 

ところが、イギリスに来てからネットで検索すると、良い情報を見つけました。

バスタオルで挟んで丸めたり踏んだりすると良い。

なるほど、確かに、やってみると、翌朝にはちゃんと乾いてます。

 

さて、その洗濯の仕方とは、

①脱いだ服を洗濯袋に入れシャワーブースに入ります。

②選択袋に洗濯洗剤または石鹸を入れてぬるま湯で満たします。

③袋を揉みます。

④20分放置。(私はその間に自分の体を洗ってました)

⑤軽く絞ってから、タオルに包んで足で踏んだり丸めて押しつぶしたり。

⑥干します。

 

以上。

難点としては、ワイシャツとシャツと下着だけでも、バスタオル2枚まるまる使ってしまうことです。

なので、シングルルームでバスタオルが1枚しかないときは裏表で使わないといけないです。

あと、押しつぶす作業をベッドの上でやっていたので、裏表でバスタオルを使うとシーツが少し湿ってしまいます…

寝るときに触れない部分なのであまり気にしませんでしたが。

 

自分の手で洗濯をすることの副次的効果としては、震災などで電気が不通になったときでも自力で洗濯を出来ることです。

今年熊本で大きな地震がありましたが、東日本大震災から5年が経過し記憶が風化していきがちですが、震災に備えるという意味でも、一度ご家族と試されることをお勧めします。

 

 

今日の感謝。

・久しぶりの卵ご飯。

・キャンプのお誘い。

・いつものラジオの声。

 

あと1週間

イギリスでの生活も、あと1週間となりました。

 

そして本日、5ヶ月前に初めてイギリスに来た時と同じパディントンというターミナル駅から、その時と同じ地下鉄で、同じように乗り換えをして来たんですが、めっちゃ感慨深かったです。

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思わず泣きそうなほどでした。

同じ駅の同じ景色なのに見え方が違うなぁ〜とか、あの時は余裕無くて全く周りが見えてなかったなぁとか、乗り換えの仕方を市民に教えてもらったことは覚えてるとか、車内アナウンスが5ヶ月前より聞き取れるようになってるとか。

一つ一つは本当に些細なことですが、自分の成長がはっきりとした形で分かりました。

大人になってから、自分の成長が目に見える形で、しかも数ヶ月で起こることってなかなか無いと思うんです。

それがこんなにはっきりと…。

自分がこちらの生活に慣れたことを実感すると同時に、あと1週間で帰国するのが寂しくなりました。

 

残りの時間をしっかりと、悔いの残らないよう大切にかつ大胆に過ごして行きたいと思います。

 

 

今日の感謝。

・自分の成長。

・イベントに誘ってくれた友達。

・旅行の準備をしてくれてる同期。

Harrods (food hall 他)

ハロッズ第2弾です。

 

いきなりすみません、トイレです。

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 しかし、入口にこう書いてます。

 

MEN'S LUXURY WASHROOMS

 

つまり、紳士用豪華御手洗。

 

なんだかすごい。

中に入ってみると、

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もっとすごい。

クリームも置いてます。

トイレを見ればその会社の良し悪しが分かると言われますが、良しを通り越して、圧倒されます。

とにかく、すごい。

もちろん使用料金はかかりません。

このために通う人もいるのでは、と思うほどです。

 

昨日のエジプシャンエスカレーターとは別のエレベーターです。

こちらは打って変わってとても近代的!

ハイテクな雰囲気で、むしろ近未来的ですらあります。

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歴史から先端技術まで懐が深いということでしょうか。

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スポーツジムに置いてあるようなトレーニングマシンが普通に置いてます。

日本の百貨店にもあるのでしょうか?

まさに「百貨」店という感じです。

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さて、やっとフードホールです。

日本の陶器の皿に焼き魚が盛られていて、これだけでとてもテンションが上がります。

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こちらは惣菜なのにスイーツのようなオシャレなディスプレイ。

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カゴもオシャレ!

買い物カゴすら商品になりそうです。

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私はビーフウェリントン、サーモンミルフィーユ、キッシュをいただきました。

いや、もう、ホントにどれも美味しいです。

誰ですか?!

イギリスの料理は不味いものしかないって言った人!!

確かにロンドンでは安くて美味しいものはないですが、美味しいものはちゃんとあります!

ちゃんと選ばないと美味しいものにはありつけないので、そこが初心者には大変ですが。

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今日の感謝。

・モーモーチャーチャーというデザート。

・ユーチューブのホリエモンチャンネル。

・日記復活にテンションが上がってる自分。

Harrods (cafe)

お久しぶりです。

忙しさと体調不良でしばらく空いてしまいました。

 

さて、行ってきました!

ロンドンの超有名店、ハロッズ(Harrods)!

疲れた時は良い接客と、美味しい食事です!

 

こちらは地下鉄のナイツブリッジ(Knightsbridge)駅からすぐです。

周辺はもちろん高級感が漂っているのですが、ハロッズ界隈はなんだかトラファルガー広場やシティ周辺とも違って、大人の余裕のあるお金持ちが来る街、という雰囲気です。

もちろん観光客も多いですが。

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歴史ある建物に緑色がよく合います。

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写真は撮れなかったですが、グランドフロア(日本で言う1階)は部屋が四角く区切られており、ドアのない出入り口からしか隣の部屋に行けません。

これがデパートメントストアの名前の由来か?!

なんて思ったりしましたが、全然違うかも。。

どちらにしても、案内表示が隣の部屋のことしか書いてないので、フロアマップが欲しいところです。

フロアマップはエスカレーター脇に置いていたり、店員に言うともらえたりします。

 

エジプシャンエスカレーター!

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なぜかエスカレーターがとても豪華!

なんでもイギリスで初めてのエスカレーターだとか。

最上階にはスフィンクスさんとGUCCI

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さて、来ました!

オシャレカフェ!

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アールグレイの紅茶と、カシスチーズケーキを注文。

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とても上品で美味しいです。

アールグレイは本当に良い香り。

ただ、隣のインド人が執拗に女性店員に絡んでましたが。

それを差し引いても、本を読みながらとても上質な時間を過ごすことができました。

 

 

今日の感謝。

・電話してきてくれた後輩。

・一生懸命なスーツ屋の店員。

マクドのコーヒーとオレオ。